影の樹と三日月 補足

今日は本当は更新しようと思っていたのですが、
カメラがですね。
パパンが持って行ってしまって撮れなかったので、ちょっと無理かなーと思って。

しょーがないから文章書こうかなと。。。

うん。まあ。そういう日もあるかな。


影の樹と三日月は、
雫型の小さなオルゴナイトを使っています。
が、
まあお話はそういうのを関係なく、思いついたのを書いています。

思いついたとき、ちょっと暗いかなぁと思ったんですけどもね。

最近、SEKAI NO OWARIのtreeを聞いていまして。
所々、ビックリするぐらいな表現があったので、
んじゃあ、これ書いてもいいかなぁと思って。

書いていて、
重い魂の眠るところみたいだなぁ
とか、思いながら、書き上げてみました。

とてもとても傷ついた魂は、深い深い池のようなところで、
ゆっくりゆっくり癒されて、軽くなって来てから生まれ変わるんです。

。。。っていっても、昔々に夢で見た話なんですけれども。

お話の中で
「光の者はまぶしい。」
という、
見たことがあるかのような表現になっていますが、

その光の者は、外部から来たわけではなく、
たぶん、そこに居た者なんじゃないかなと思っています。

ゆっくりゆっくり、癒されていって、
心の光を取り戻して、
自らの足で、そこを発っていくのではないかと、私は思うのです。

。。。そういう意味では、やっぱりオルゴナイトのお話なのかもしれませんね。


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影の樹と三日月


夜の国には夜の国の理がある。

影の樹と三日月1

夜が支配する月の国。

明かりは月明かりのみ。
満ちて、欠けて、見えなくなったら深の闇。

でも私たちは気にならない。
それが私たちの普通だから

影の樹と三日月2

私たちに細かなディテールは、あまり意味をなさない。

わかるのは、
私。と、私ではない誰か。

ただ、そこにいるだけ。
それだけでよい。

影の樹と三日月3

光の者はまぶしい。

月の光のような優しさは、あるのかもしれないけれど、わからない。

彼らは何かを語るが、
私は此処以外のどこかに行きたいと思わない。

正直、

ここではないどこかに行こうという気持ちすら、眩しい。

影の樹と三日月4

月は優しい。

ほんの少し、足下を照らして。

何者かであるかも忘れてしまった、私を赦してくれる。

何者かであるのを、忘れようとしている、私を慈しんでくれる。

影の大樹の下で、
すべてを投げ出して、身を委ねる

誰も何も言わない。

誰もがそうしている。

影の樹と三日月5

細い三日月が、私の顔を照らして。

使い古された雑巾の様な、自らの姿を思い出させる。

慟哭が突いて出て、
獣のような声をあげる

やがて雲が、ほんのわずかな光すら覆い隠して、
三日月の涙のように、影の樹が雫を垂らすのだ。

雨が降ったのだなと、

霞の掛かる脳裏に浮かぶ。

影の樹は私の上にも覆うので、時折垂れる雫は涙のようだ。

影の樹と三日月6

夜の国には夜の国の理がある。

私たちには私たちの理由がある。
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機械魔道具・寄り添う小さきモノたち 考察

機械魔導具・寄り添う小さきモノたち
のお話はいかがでしたでしょうか。

こちらは機械魔導具・刻々と刻まれる夢と現
の連作です。

前回、子供視点でしたので、希望の色を残した感じのお話にして、世界観のお話はあまり書かないでおきました。

たぶん、今後も、あまり細かく書く機会がないんじゃないかなぁと思うので、ちょっと補足・・・したくなりました。私がwww

この話の世界って言うのは、今、の世界が、切り離されて二つの道を同時に歩き始めた世界。
っていうのがベースです。

今、とっても便利に私たちは過ごしていると思うのですが、
100年前も人はいたわけで、やっぱり、生活していた訳なんですよね

で、今っていうのは、昔から築かれている「文化」っていうものが、
たぶん、100年前の何倍ものスピードで更新されているんじゃないかなって、思うのです。

だって、世界の裏で起こった出来事が、翌日には世界中に配信されているわけで、知っている人は知っているわけですよ。
それって凄いことですよね。

でも、
逆にそういうのを知らなくても生きていけるわけで、

それはそれで、また別のスピードな訳なんですよ。

で。

鉄腕アトムとか、ドラえもんの世界で、
未来って、なんかとっても機械的で、チューブのようなモノで、すべてが繋がっていて

って、あるけど、
私は、ああいう未来は、もーすんごいすんごい、後の時代だと思っているんですよね。
仮にあったとしても、
それは人が住むのにあんまり適さなそうな、都市部の一部が、まず先にそうなるんじゃないかなーって、思うんですよ。

なっていくとしたら、都市近郊からなんだろうなぁと、思っていて、
山間部や農村部、まあなんだ、都市、地方都市から遠いところは、あんまり変わらないんじゃないかなぁと、思っているんですね。

でもしょーがないとおもうんです。

だって、人の糧は、地面に面したところから生まれるんですから。

でも、
仮にそういうものが地面に面していなくても問題がなくなったとしたら。
エネルギー問題が解決してしまったら。

そうしたら、きっと今の技術を、より良くより良く、もっともっと
って、突き進むんじゃないかと思うんですよね。

で、一定の距離のところから、文化のスピードが隔絶するんだよなー。
じゃあ、その隔絶したところを覆って、二つに分けちゃったらどうかなー
なんて思ったんですよね。

中はまあ、すべての問題が解決している。
と仮定して、

じゃあ、そこから出てしまったら?

ていうか、共通のエネルギー、電気をなくしてしまったら?

さて、電気が通る前って言うのも、
やっぱり人は生きていたわけで、
その前は火とか、水とか。。。ま、水車はあったかなとは思うんですが、
基本的に自然と共存していたんじゃないかなーと思うんですけど。

あとはわかんないモノは、神様とか、奇跡とか、魔法とか
そういうものが多くの共通の認識の中にあったんじゃないかなーと思うんですよね。

錬金術とかは、まあ、ある程度科学なんだと思うんですけど。

まあ、うちもせっかく魔法の道具屋さんなので、そういうものが、共通認識になるようにしようと思って。

なので、塔の中に住んでいる人たちには、
世界はすでに近く、ものすごいスピードで科学が進んでいくことにして、
隔絶されてしまった人たちは、
今の生活のまま、世界は常に遠く、100年昔の技術と、既に廃れたエネルギーを使って今の生活をしてもらおうと。

寄り添う小さきモノたちは、
そういう意味での、電池というものができた話です。

歯車と魔法のスチームパンクな感じのモノを、魔法が使えない奥様や旦那様たちは、首から提げていたり、ポケットに忍ばせてみたりして、掃除機とか、車とか、使ったりするわけなんですよ。
といっても、
新しいモノがないわけです。
壊れたら修理したりして今あるモノを使うので、現存するモノはどんどんなくなっていきます。

大人はたぶん、凄く心細い世界なのかもしれません。
自然の汚染も、しっかり残っているので。

それでも、余所の世界に行くことは出来ないので、
精一杯生きていくのでしょう。

なので、こっちの方が大人の、これからが掛かっている、真剣な話だったので、
ちょっぴり重たいのです。


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機械魔道具・寄り添う小さきモノたち

静かな部屋の中で、カチャカチャと、小さなモノを弄る音がする。

息をするのも気を遣うような、
そんな雰囲気

「ここを。こう、このマヨリテの方陣のように」

静寂を割る言葉を、魔術師は本を広げて指さす。
技師は手を止め、
棚から本を取り出し、

「こいつとこいつ、どっちの方がこれに近い?」

不器用な言い方に苦笑いしながら、
魔法使いは二つの本を読み

「こちらですね」
と告げた

機械魔道具・寄り添う小さきモノたち1

外は高い塔がそびえ立ち、
行き交う乗り物が、空を占拠していた。

時の政府は、食糧問題も、住居の問題も、ライフラインの問題も、すべて解決した
と、言っていた。

しかし、
それは塔に住む者たちへの言葉で
地上に住む者たちへの言葉ではなかった。

いつの間にかに、国民とも、市民とも思われていなかった地上に住む者たちは愕然とした。

塔に住む者に抗議に行こうにも、
入り口には鋼鉄の獣が、
近づく者を無慈悲に排除していた。

機械魔導具・寄り添う小さきモノたち2

街に住む者は困り果てた。

食べるものは畑がある。
けれど、それ以外は?
電気は?
明かりは?
車は?
寒いときはどうすればいい?
犯罪が起きたらどうすればいい?

困り果てていたときに、
唐突に。
本当に唐突に現れたのが
魔法使いたちだった。

機械魔導具・寄り添う小さきモノたち3

魔法使いは森の奥。
人から離れて、人から隠れて過ごしている。
と、寝物語的な存在であった。

何故、今、現れたのかはわからないし、知らない。

彼らはその一切の知識を、惜しむことなく人に与えた。

それは本当に魔法だった。

火を使う魔法や、道具は、何故動くのか、それが発動するのか、わからないままに、
不自由な生活を、ほんの少し豊かにしてくれた。

とはいえ、こちらも一切の技術が消え去ったわけでもなかった。
街には生活必需品を直したりする者が一部いたのだから。

技師は、魔法の道具を、
なんとか、みんなに使えるように出来る技術を
と、資料を持ち寄り、
魔力のない人間でも扱えるように、

魔法使いと一緒に、
基本的なモノを、作っているところだった。

機械魔導具・寄り添う小さきモノたち4


魔力で描く光の魔方陣は、
歯車を寄り添わせて

必要とされる媒介は、結晶鉱物で

結晶鉱物の独特の振動は、魔力の代わりになり、
それは微細だが、電力のように歯車を動かす。

足りない知識は、出し合い、説明しあって補っていった。

そうして出来た機械仕掛けの魔道具は

心臓が動くように、
カチカチ・・・チチチ・・・と、音を刻んでいた。

機械魔導具・寄り添う小さきモノたち5

今日も子供たちが、森へやってくる。

魔法を使えるように、
この世界で不自由なく、生きて行くには、その知識が必要になったから。

けれども、
もう、それもできなくなった者たちは

技師と魔法使いの熱い想いで出来た、機械魔道具を使って

日々を過ごしていく




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赤と青のコランダム

再びその日が来ることを待っている。

赤と青のコランダム1

ソレは力のある者達の祭事に使われたモノであった。

生命力溢れる赤の者が力を回し
清流のような魔力の青の者がそれを奏でる。

二つは合わさり、
音を奏でた

音は遠くまで響き渡り

彼らは神々により豊穣の約束を賜る

二つを一つにする
私は祭事の器。

赤と青のコランダム2

幾度も行われてきた祭事も、
やがて廃れていった

私の元に来るのは、どちらか一方であった。

赤と青のコランダム3

どうやら、
祭事は変化していったようで、

どちらがより強いか

という競い事になっていったようで

私は空っぽの映し身になりはてた。

赤と青のコランダム4

一つの集団だった者達が、
どちらがより強いか?
ということで分裂し、
長い時間を掛けて二つの集団になっていったらしい。

どちらがより強いか?

という、分裂の最初の疑問も

どちらの集団が優秀であるか?

という疑問に移行していき
そのうちに

負けたくない

というものに変化していったようだ。

赤と青のコランダム5

くだらない。

そのくだらなさで、
約束された豊穣は失われ、
民は疲弊し
その鬱憤をお互いの集団にぶつけている。

なにをやっているのだ

問いかけたとしても、
この様子だと、もはや原因を知るものはいない

脈々と続く、怨嗟の記憶を植え付けているだけ。

怨恨は増えに増え、

とうとう赤と青の集団はなくなった。

赤と青のコランダム6

歌はもう響かないのか

もう誰も来なくなった神殿の奥で、

私は懐かしい歌を思い出しながら、眠りについている。

ギイ…

細く扉が開いた。

赤と青のコランダム7

小さな手が、私を捕まえた

ああ、もう、勝手に取っちゃ駄目だよぅ

もう一つの手が私に触れる。

懐かしい感覚

ああ、
彼らは、全部ぜんぶ無くなったわけじゃなかったのだ。

回り始める
赤と青の力

満ちてゆく音が空気を震わせた


赤と青のコランダム

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まとめ

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プロフィール

Author:りゅーら

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